menuで配達してみての雑感|まだまだバイクには厳しいか(2024年7月16日)

当ページのリンクには広告が含まれています。

ここ2、3週間menuで稼働してみたのですが、その雑感を紹介します。最近menuは経験値を大量に獲得できるキャンペーンをやっており、ランクボーナスが付かないCランクでも、ランクボーナスがつくBランクまで割と簡単に上げられるようになりました。筆者もCランクからスタートし、キャンペーンもあり、Bランクまでは容易に上げられました。その上で3週間程度、東京でmenuを稼働しました。その雑感を紹介していきます。

※本記事は東京23区内でバイク稼働している筆者の、2024年7月16日時点での雑感です。エリアや車両が異なれば状況も変わる場合があるのでご注意ください。

まず稼働してみての雑感をまとめました。

  • ランクは上がりやすくなった
  • キロ200円くらいでないときつい
  • 表示されているのが最短距離なので、おおよその所要時間がわかりにくい
  • ランクが上がってもブーストがないときつい
  • Uber Eats ほど単価は上がらない(1000円程度はよくでるが2000円前後の単価はめったにない)
  • ピックまでの距離がある
  • 調整金がない
  • バイクにはきついか
本記事の内容(目次)

ランクは上がりやすくなった

menuはランクという独自の制度があります。配達するごとに経験値を獲得でき、獲得した経験値によって、ランクが決まるシステムです。高ランクであれば高ランクであるほどボーナスが上乗せされます(ランクボーナスについて-menu公式)。

最近menuは経験値キャンペーンを積極的に行っており、そのキャンペーンを使って稼働できれば、簡単にランクが上がるようになりました。ランクボーナスがつかない最低ランクのCランクからでも、簡単に1.1倍のランクボーナスがつくBランクに上がれるようになったと思います。以前ば実在が怪しまれていた程に目指すのが大変だった最高ランクですが、最近では専業で稼働できれば目指せるのではないか、と思えるほど経験値を獲得しやすくなりました。

キロ200円くらいないときつい

何日かmenuで稼働して感じたのは1キロ200円、150円くらいの報酬で、やっとUber Eats のクエスト込みの報酬に追いつく印象です。逆にそれ以下だとクエストなしのUber Eats のほうが稼げるように感じます。

1キロ200円、もしくは1キロ150円になるためには、ブーストが300円程度ついていないと出ません。そしてブーストが300円以上はなかなかない印象です。ピークタイムの渋谷、新宿、港、千代田あたりなら割と見かけますが、その外側だとあまり見かけません。

ブースト500円だと安心して取れるが、それを下回るとドロップの場所が良くないと厳しい、そんな印象です。

表示されているのが最短距離なので、おおよその所要時間がわかりにくい

案件が届く時、画面に「○○km」といったように配達距離が表示されるのですが、この距離は実走距離ではなく、自転車における最短距離となっています。バイクは自転車と同じ道を通れないので、表示距離よりも長く走ることになります。しかも長く走ったからといって、その分の報酬がもらえるわけではありません。

繰り返しになりますが依頼画面に実走距離は表示されません。そのためおおよその所要時間が分からず、報酬と所要時間が見合っているかの判断がしにくいです。

そして短距離の案件はバイクだと損な思いをすることが多いです。実際に何度もありました。「3km」と書いてあったので10分程度で終わるかと思いきや、バイクでは大きく迂回しなければならず、20分以上かかったということがあります。距離は非常に短いので単価は最低単価なのですが、所要時間はけっこうかかってしまうということがあるのです。

ランクが上がってもブーストがないときつい

menuのランク制度は最大で報酬が1.7倍になります。一見魅力的な仕組みではあるのですが、都内で稼働していると短距離案件が多いので、それほどランクボーナスの恩恵を受けられません。ゆえにランクよりも、ブーストやチップなどの報酬がないと、かなり時給が低くなります。ブーストがないとクエストなしのUber Eats のほうが稼げる場合がほとんどです。

そもそも1.7倍のボーナスがもらえる最高ランクのS5になるのは非常に困難です。menu専業でほぼ毎日、昼夜稼働する必要があります。その下のAランクであっても、やはり専業でないと難しいです。この専業超優遇システムは、副業でやっている人やUber Eats や出前館などを併用して稼働している人にはやはり厳しいものとなっています。

Uber Eats ほど単価は上がらない(1000円程度はよくでるが2000円前後の単価はめったにない)

Uber Eats は、2000円超える単価は度々見かけます。3000円超える単価もあったりします。一方でmenuは1000円を超えることはそれなりにありますが、2000円は超えない印象です。一度、コンボ案件で、長距離、500円ブーストが重なって1700円程度の案件を取ったことがあります。それでも2000円を超えたことはありません。いわゆるマグロ案件はUber Eats に比べると圧倒的に少ない印象です。

ピックが遠い

稼働していて感じたのはピックが遠いことです。店までバイクで10分前後かかることがよくあります。ドロップまでも10分程度のものが多く、短距離の案件でも全体で20分はだいたいかかる印象です。これで最低報酬が350円くらいなので、バイクには厳しいです。遠くから呼ばれるので、鳴りはいいのですが、その分単価は安くなりがちです。

Uber Eats だと、短距離の案件は全体で10分以内、15分以内で終わる場合がほとんどでしょうか。menuはそういった案件はあまりない印象を感じました。

調整金がない

menuは調整金が一切ないのですが、やはり調整金がないのは厳しいと感じました。急ぐあまり危険な運転をしそうになってしまうこともありました。

menuはブーストがないと壊滅的に単価が安いです。渋滞や店での料理待ちなど、少しでも配達が遅れるような要因があると非常にストレスになります。よほどのことがないと最低単価はやるに値しないといっていいかもしれません。

おわりに|バイクにはきついか

menuは良くなった点もたくさんあります。配達終了後の評価がなくなったことや、顔認証の回数が減ったこと、経験値キャンペーンの実施など、ポジティブな改善はたくさんあり、昨年に比べると非常に稼働しやすくなった印象です。一方で、依然として報酬は安い印象です。特に、維持費のかかるバイクでは厳しいです。バイクの維持費を考えると最低時給を大幅に下回る報酬となります。

Sランクで、ブーストが出やすいエリアで稼働するなら状況は変わるかもしれませんが、それができない人にとっては、Uber Eats 、出前館、Woltが鳴らない時のサブ要因といった感じでしょうか。ランクシステムはmenuのアイデンティティーでもあるので、このシステムがなくなることはおそらくないでしょう。

ただし別の方面で色々改善があるかもしれません。今後も時々稼働して、menuの動向を追っていきたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
本記事の内容(目次)