いかにストレスなくフードデリバリー配達員をするか？ストレスなく続ける7つの方法

フードデリバリー配達員は、自由な時間に働くことができ、また人間関係のストレスもほとんどありません。他の仕事に比べて自由度が高いのでストレスなく働けるのが魅力です。しかしそんなフードデリバリー配達員も時にはイライラしたり、精神的に疲弊することがあります。ではストレスなく、フードデリバリー配達員を続けるにはどうしたらいいのでしょうか。

まずはストレスがたまる原因から考えてみようと思います。配達員をしていてストレスがたまる要因といえば、次のような時でしょうか。

ではこういったストレス要因に対してどのように対処すればいいのでしょうか。

ストレス要因の改善策

1、注文者や店員の態度が悪い⇒態度が悪い店員、注文者は気にしないことが大切

フードデリバリーをしている以上、態度が悪い店員や注文者に接するのは避けることができません。どの仕事であっても、いわゆるクソ客は存在するので仕方がないことでしょう。この問題の対処法は「気にしないこと」くらいしかありません。心を無にして店員、注文者と接するのが一番の対処法です。配達に慣れてくると、よほど態度が悪い人でなければ気にならなくなります。慣れるまで耐えてみてください。

ちなみにSNSやオープンチャットを見ていると、態度が悪い人に当たりやすい人とそうでない人がいるようです。これはおそらく、相手によって態度を変えるような人と接した時に、横柄な態度を取られやすいタイプか、そうでないかの違いによるものです。言い換えると横柄な態度をとっても大丈夫だと思わると、横柄な態度を取れる可能性が高まるということです。

横柄な態度を取れないためには、ハキハキと堂々としていることが大切です。決して高圧的に接しろというわけではありません。あくまで丁寧に接するのが前提です。丁寧に接する際に、ヘコヘコするのではなく、胸を張ってはっきりした声で挨拶などをするようにしましょう。そうすることで、相手によって態度を変えるような未熟な注文者・店員に接しても、横柄な態度を取れることが少なくなるはずです。ぜひ実践してみてください。

もしストレスをあまり感じないで配達をしたいなら、現金配達を止めるのも1つの手です。現金配達は手数が多くそれだけでストレス要因になります。「今日はなんかイライラするな」と感じるときは思い切って現金対応をオフにしてしまうのもありです。

2、配達報酬が安い、鳴らない⇒稼げる時間、エリアで稼働する

フードデリバリー配達員の大きなストレス原因といえば、報酬が安いこと、鳴らないこと（案件が来ない）です。これを避けるためには、稼げる場所に移動するか、稼げる時間に稼働するしかありません。稼げない時、場所でダラダラ稼働するりも、場所と時間をしっかり選んで、効率よく稼ぐことがストレスをためないためにも重要です。

稼ぎ方のコツについては以下のページで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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複数のアプリを掛け持ちする

もう1つ、配達報酬が安い・鳴らないの解決策としてあるのは、複数のアプリを利用することです。たとえばUber Eats と出前館、menuを掛け持ちしながら、報酬額が最もいい案件を取るのです。掛け持ちすることで鳴らない（案件が来ない）時間を短くすることもできます。現在、フードデリバリー配達員ができるのは4社あります。まだ1社しか利用していない方は、他にも登録してみてください。

3、忙しい・空腹⇒忙しくても適度に休憩を取る

忙しい時は稼げている時なので配達員としてはいいことなのですが、休憩を取らずに稼働していると疲労や空腹でストレスがたまることがあります。特に空腹は人によっては非常にイライラするものです。疲労や空腹を感じたときは、10分程度でもいいので休憩を取ってみてください。ちなみに筆者は空腹時にイライラしやすいので、小さなお菓子を携帯しています。イライラした時に食べることで、イライラを鎮めることができます。

4、インセンティブ（クエストなど）に追われて焦っている⇒インセンティブにこだわりすぎない

クエストなどのインセンティブによって報酬額は大きく変わることがあります。ゆえにできれば利用できるインセンティブはすべて獲得したいものです。一方でこだわりすぎると、インセンティブ獲得（クエスト消化）に焦るあまりストレスになることがあります。

たとえばUber Eats のクエストのクリアを目指しているときは、1秒でも早く配達を完了させたいという気持ちが強くなり、店での待ち時間が長かかったり、注文者が出てこなかったりするとストレスになります。また時間ギリギリでクエストを消化しているときは、案件が来ないと焦ったりイライラしたりするものです。

筆者もUber Eats 一本で稼働していたときはクエスト達成に焦り、よくイライラしていました。これでは精神が持たないと感じ、Uber Eats だけでなく、menuや出前館など他社も併用することで、クエストに振る舞わされないようにしています。

クエストなどのインセンティブに追われるのをストレスに感じることがある方は、他社を併用するなどして、ストレスを減らす方法を模索してみてください。

5、渋滞、料理待ち、注文者が出てこないなどで時間を取られる⇒得意なエリアで配達する、調整金があるフーデリで稼働する

渋滞は防ぎようながないので、これは気にしないか、もしくは抜け道を多く知っている自分が得意なエリアで配達するようにするなどの方法で対処するしかありません。

料理ができていなくて待たされるのは最もイライラする場面です。特に調整金がない場合は。料理街待ちイライラ問題については次の方法で対処できる場合があります。

• 待たされることが多い店の案件は取らない（休日のマック・ファミレス、早く料理する気がない街中華、配達員が到着してから仕上げをする店など）
• 受けキャン（案件受託後のキャンセル）できるフードデリバリーサービスを使い、店で待たされそうならすぐにキャンセルする
• 調整金がつくUber Eats で稼働する

数ヶ月も配達をしていれば、待ちが発生しやすい店がわかるようになります。そういった店の案件は避けるか、もしくは待たされそうならすぐにキャンセルしてしまうのもいいかもしれません。案件を受けたあとのキャンセルはできるものとできないものがあります。料理待ちでストレスをためたくない方は受けキャンが可能なUber Eats で稼働するのがいいかもしれません。

またUber Eats であれば店で待たされた場合は調整金がつく可能性があります（必ずつくとは限らない）。クエストに追われるのはストレスになりますが、店の待ちでストレスにならないのはUber Eats だったりします。

6、配達に使う道具の性能が低い、自分に合っていない⇒快適に配達できる道具を揃える

スマホの動きが重い、動きにくい服装、自転車・バイクの性能が低いなど、道具の性能が低くかったり、自分に合っていないと、それが原因でストレスになります。専業で稼働するならもちろんのこと、副業であっても快適に稼動できる道具を揃えるのはストレスなく稼働するために大切です。たとえば人力チャリから電動チャリに乗り換える、安くて性能が悪くバッテリー持ちが悪いスマホから、ちょっと高くて性能が良くバッテリー持ちが良いものに変えるなど。

特に雨の日や猛暑日、極寒日は道具の性能によって稼働の快適さが劇的に変わります。長くフードデリバリー配達員をやるつもりなら、道具にこだわってみてください。

7、天候が悪い日、視界が悪い日は避ける

雨の日の稼働は、視界が悪くなるほか、路面状況に注意しながら運転しなければいけなかたったり、料理がびしょ濡れにならないように工夫したり、雨具を着用したりと晴天時に比べると気づかう部分が多くなります。始めたばかりで稼働に不慣れなときや、快適に稼働できる道具がない時は、ストレスをためないために休みにしてもいいかもしれません。